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GIMP で画像を切り出す2つの方法
GIMP の導入については以前に紹介しました。
私が GIMP の機能で最もよく使っている機能が、画像の切り出しです。
恐らく50%くらいはこの機能のために GIMP を使っています。
画像を切り出してブログの画像素材を調達する方法を初心者向けにまとめます。
まずは簡単な方法
➀ 矩形選択を選ぶ
② 切り取りたい場所を選択
③ 画像→選択範囲で切り抜き
これで画像切り抜きができたはずです。
あとはファイルの保存ですが、ファイル→名前を付けてエクスポートと進みます。
始めは戸惑うと思いますが、少し上にある名前を付けて保存は現在行っているプロジェクトをそのまま保存する時に使います。
画像の保存はエクスポートです。
エクスポート画面では保存する画像の形式の選択肢が出てきません。
保存するファイル名の拡張子を入力することでGIMPがそのフォーマットで保存してくれます。(ほとんどのフォーマットに対応している自信からかな…)
ブログで使用するファイルは、軽いpng形式を選ぶことがほとんどです。
面倒だけど拡張性のある方法
画像の切り出しだけに限れば前述の方法で十分です。
しかしここで選択範囲というものを理解しておくと、他の機能を使うときに応用が利くので紹介しておきます。(始めて間もない頃の私は、何も知らずにこの方法で切り抜いてました。)
画像から切り抜きたい部分を矩形選択する所までは上と同じです。
今回は選択→選択範囲の反転を選びます。
編集→切り抜きを選びます。
いらない部分が切り取られて、キャンバス(黒い部分)と目的の画像が残りました。
再び選択範囲の反転をして、画像に選択範囲を戻します。
画像→キャンバスを選択範囲に合わせるではみ出ているキャンバスを画像の大きさに縮小します。
これをしないと、大きいキャンバスに小さい画像がちょこんと乗った画像ファイルができてしまいます。
これで画像切り抜きが終わったので、あとは画像出力するだけです。
上記の方法と同じなので省略します。
選択範囲の反転の応用場面
ある部分以外を何とかしたい、というシチュエーションで使えるコマンドだと思います。
例えばモザイクのかけ方とか。
いろんな場面で使えそうな知識なので、覚えておいて損は無いと思います。
スクリーンショット画像のカット(おまけ)
これはwindows10環境での解説になります。
windows10でスクリーンショットを撮る方法は、windowsボタン+Print Screenボタン (Print Screenボタンが独立していないキーボードならwindowsボタン+Fnボタン+Print Screenボタン)が基本です。
でもタスクバーやらデスクトップやら個人情報まで画像に入るので、後からカットするのが面倒なんですよね…
私が導入している設定を紹介します。
Print Screenボタンの設定変更
スタートボタンを右クリック→設定→簡単操作→キーボードと進むと左の画面が出てきます。
プリントスクリーンのショートカットをオンにすると、Print Screenボタンを押すとスクリーンを選択範囲でカットできるようになります。
カットした画像はクリップボードに入ります。
GIMP で画像生成
GIMPを開いて、ファイル→画像の生成→クリップボードからを選ぶと、カットされたスクリーンショットが簡単に作れます。